馬油はスソワキガに効果があるの?

2016年11月27日

人の体の重要な部分には汗腺が集中していて、とくにデリケートゾーンにはアポクリン汗腺が多くあります。アポクリン汗腺はエクリン汗腺と違って、脂肪や尿素とアンモニアが混ざった汗が分泌されます。分泌物そのものもある程度ニオイがありますが、酸化するとさらに強いニオイがしてきます。

アポクリン汗腺の分泌物は、皮脂腺から頻繁に分泌されている脂肪酸と一緒になってしまうと、肌表面の常在菌に分解されたときに強いニオイがでますから、これもすそわきがの原因になります。

馬油は昔からニキビなどに有効性があったことから、菌を殺菌できると勘違いしている人もいますが、馬油が菌に対して行っていることは包み込むことです。馬油は浸透力があって、肌に塗ってもその中に入っていくことが可能で、その油分に菌がつくと菌を吸収する作用が働きます。一度取り込むと菌は外に出ることができなくなるため、活動ができなくなります。

スソワキガが気になるところに馬油を塗れば、常在菌を包み込んで離さず、アポクリン汗腺や皮脂腺の分泌物を分解させることがなくなるため、スソワキガを防ぐことにつながります。馬油が浸透している部分は、空気も押し出されていますから、新たな菌が繁殖しだすことも少なくなります。

スソワキガの対策に馬油を使いはじめるとすぐに効果が期待できますが、馬油だけが用いられている製品はそのものが独特のニオイを持っているため、クリームとして加工されニオイが改善されているものを用いたほうが良いです。